歯についてのコラム
キシリトールとフッ素の効果は
平成19年10月26日
投稿者:一般社団法人 苫小牧歯科医師会
虫歯予防の救世主!?
キシリトールとフッ素の効果は
Qフッ素とキシリトールはどうして虫歯予防に有利なの?
Aフッ素には歯を丈夫にする働きや一度抜けた歯を修復する(再石灰化)働きがあります。キシリトールにも再石灰化させる働きがあります。キシリトールにも再石灰化させる働きがあります。キシリトールにも再石灰化させる働きがあります。そのほかにキシリトールの大きな特徴として、虫歯菌を歯の表面に付きにくくするなどの虫歯菌に対する働きがあります。
Qフッ素の上手な使い方について教えてください。
Aフッ素の使い方としては二通り考えられます。年に数回、歯科医院などで高濃度のフッ素を歯の表面に塗布することにより歯を丈夫にしてあげる使い方と、毎日の歯のお手入れの時に使用する低濃度のフッ素の利用です。低濃度のフッ素には歯磨き剤に入っていたり、ジェルやムース状になっていたり、洗口剤になっていたりさまざまなものがあります。家庭でのフッ素の効果を最大限に生かすこつは、フッ素入り歯磨剤などはなるべく少量の水でうがいをしてフッ素の成分を減らさないことと夜寝る直前に使用して、そのまま寝ることです。夜寝ている間にフッ素がじわじわと歯に作用しています。
Qキシリトールの上手な使い方を教えてください。
Aキシリトールガムは食卓や仕事机の上、外出用のバッグの中、車の中などいたる所に置いておいて飲食の後に忘れずにかむことです。虫歯菌に作用させるためには一日三回-五回ぐらいかむことが推奨されています。砂糖の入ったのどあめなどは虫歯菌の餌になってしまいますのでキシリトールを使用したあめがお勧めです。しかしキシリトール入りをうたっていても砂糖やブドウ糖なども一緒に入ったお菓子もあるようなので注意が必要です。柏村クリニック(白老町)柏村 康治=毎月第2、第4金曜日に掲載=