歯科衛生士のなり方
歯科衛生士って何?
歯科衛生士は歯を含むお口の中の健康を管理し、「歯科予防処置」「歯科診療補助」
「歯科保健指導」を行う口腔ケアのスペシャリストです。歯科衛生士の資格は生涯有効な国家資格です。結婚、出産後も再就職がしやすく、近年の長寿社会でますます社会から必要とされている仕事のひとつです。活躍の場は歯科医院内だけにとどまらず、高齢者の方への訪問診療など福祉分野へも広がりをみせています。
歯科衛生士の仕事って何?
歯科予防処置
むし歯予防のためのフッ素塗布や、口腔内環境を整えるための歯石除去を行います。
歯科診療補助
歯科医師の診療がスムーズに進むように、補助します。
歯科保健指導
口腔及び全身の健康のため、歯科の観点から口腔清掃指導、食育などの食事指導を
ライフステージ別に行います。
歯科衛生士ってどうしたらなれるの?
高等学校を卒業後、歯科衛生士養成機関(専門学校、短期大学、大学)において、歯科衛生士として求められる知識や技術を習得し、卒業すると国家試験(歯科衛生士国家試験)の受験資格が得られます。毎年3月初旬に実施される国家試験に合格すると、厚生労働大臣より歯科衛生士免許証が与えられます。
これまで修業年限は2年制以上でしたが、歯科衛生士学校養成所の指定規則が一部改正され、平成17年4月1日を施行日とし、平成22年4月1日までにすべての養成機関は3年制以上になります。また、4年制大学における教育を行われ、今後増えることが予想されます。さらに大学院において学び、研究者への道も開かれてきました。