歯についてのコラム
食事とPHとの関係
平成21年4月10日
投稿者:一般社団法人 苫小牧歯科医師会
食事とPHとの関係
わたしたちが日常生活を送っていく中で口の中は劇的に変化します。特にわたしたちが口にするほとんどのものは細菌の栄養素となる糖が含まれています。そして飲食をするたびに口の中の細菌はそれらを栄養源にして酸を産生するので口の中は酸性の環境になり、その酸に長期間さらされることで歯は溶けていくのです。
しかし、だ液には緩衛さよう(中性に戻す)があるため、時間とともに元に戻ります。図のように飲食する回数が多いほど解ける時間が長く回復する時間が短いため、虫歯になる可能性が高くなっていくのです。
食べ物が゛悪゛というわけではなく、食べる時間や回数も虫歯になる要素になるのです。(臨海PHとはエナメル質が解け始めるPH5・5-5・7のことをいいます)