一般社団法人 苫小牧歯科医師会

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歯についてのコラム


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がく関節症

平成20年6月27日

投稿者:一般社団法人 苫小牧歯科医師会

がく関節症 痛みなどが表れたとき治療が必要

近年、あごの関節の痛みや雑音を訴える患者さんが増えてきました。原因はさまざまですが、上下の歯のかみ合わせ悪くなってくると、あごが前後左右にずれて、あごの関節に異常を来し、いろいろな症状が出てくると言われています。

症状には①筋肉の痛み②あごの関節の痛み③あごの動きの制限④関節の異常音などがあります。しかし④のようにただカクカク音がする人すべてに治療が必要な訳ではありません。基本的には痛みや運動制限などが表れたときに治療が必要になります。

方法は幾つかありますが、治療に際しては正確な診断が必要です。かみ合わせにずれはないか、抜いたままの歯はないか、親知らずはどんな生え方をしているかなどを調べます。さらに、口の周りの筋肉やあごの関節に異常がないかなどを診査します。一般的には、スプリントという透明なプラスチックで歯を覆って症状の経過を見る治療が行われます。この方法は初期にはかなりの治癒率を示すと言われています。

しかし、がく関節症の治療に関してはまだ分からないことが多く、治療法が確立していないのが現状です。患者さんは歯科医と相談しながら根気強く回復への努力をしていくことが必要です。(一般社団法人 苫小牧歯科医師会)=毎月第2、第4金曜日に掲載=