平成26年度歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール
2014年06月10日
【第36回 歯と口の健康に関する図画ポスター 入賞作品】
《低学年の部》
●北海道胆振総合振興局長賞
苫小牧市立豊川小学校 2年 佐々木 大翔君
歯を磨いている顔をモチーフにした1枚です。
丁寧に塗られた緑色の背景に大きく開けた口とむし歯のない歯を一生懸命磨いている様子が伝わってきます。
人物の左右大きさを変えた耳や、動きのある手の表現がとても個性的です。
●苫小牧市長賞
苫小牧市立緑小学校 2年 木村 愛美さん
色彩が赤、青、緑、黄色とあざやかな原色をクレヨンで元気な色使いが、作品から作者のおおらかな性格が感じられます。
背景のデザートや歯磨き粉や2つのばい菌のポーズなど細かなところまで観察して描き、色分けされ、大胆さの中に繊細なところもしっかり描かれています。
●苫小牧市教育長賞
苫小牧市立北星小学校 1年 桂 心穏さん
背景を水色の水彩絵の具で濃淡をつけて、肌色や、髪などクレヨンで丁寧に塗り分けられています。
自分の好きな洋服の模様の色とりどりの星、水色の背景に黄色の星が寝る前に歯磨きしている情景が描かれています。
●苫小牧民報社賞
苫小牧市立ウトナイ小学校2年 星 円花さん
作品の中に人物だけでなく、背景のデザートなどの細かいところまで描かれています。
特に、標語はバックの暖色に、それぞれの文字を寒色の水色の円の中に、緑色の文字を赤で輪郭を取ることで補色対比となり配色に成功した1枚です。
●北海道歯科衛生士会苫小牧支部長賞
むかわ町立仁和小学校1年 後藤 魁君
1年生らしい元気のよい作品です。
画材も絵具だけでなく、綿や毛糸、紐、楊枝などを用いてコラージュしているのが今までになく個性的な作品となりました。
目元を水色のクレヨンで大粒の涙を表現し、むし歯で痛がっている 様子が伝わってきます。
●苫小牧歯科医師会会長賞
苫小牧市立北光小学校3年 中谷 篤拓君
毎日楽しく歯磨きしている様子が伝わってきます。
小さな体で幼い顔の表情ですが、大きな口を開けた健康的な歯が描かれていて、色彩も背景の緑と人物の赤の補色対比が画面に緊張感を与えています。
元気いっぱいの作品となりました。
《高学年の部》
●胆振総合振興局長賞
苫小牧市立美園小学校4年 脇本 春希君
左右に2分割し人物と歯をモチーフにした画面構成が特徴です。
色彩は黄色でまとめ、左の人物の紫色の歯ブラシが黄色と補色対比で全体の画面のアクセントとなり、右の白い歯の中に人の顔を淡い黄色を扱うことにより清潔感が伝わってきます。
標語にも赤、青、緑と色彩豊かですがとてもまとまりのある作品に 仕上がっています。
●苫小牧市長賞
苫小牧市立美園小学校5年 福沢 綾さん
画面いっぱいに大きな口を開けた人物を配置し、黒を髪ではなく背景に使用し、右上のオレンジ色のロゴと右下の青い地球とその上に立っている人物の赤いマントなど、健康的な白い歯と唇の赤の色の配分がバランスよく仕上がっています。
NO.1の文字に金色を使っているところも作者の気使いがあります。
●苫小牧市教育長賞
苫小牧市立北光小学校5年 太田 有紀さん
人物の髪や目、眉は、素朴な人物の表情ですが、オレンジ色の背景に左の人物のむし歯と背景のばい菌との配置が全体の動きを感じられるよう描かれています。
●苫小牧民報社賞
苫小牧市立美園小学校6年 久米 未紗さん
モチーフの口の中を正面からではなく側面からの視点で描かれているところはとても珍しい作品です。
歯も前歯より奥歯をよく観察して1本1本デッサンされています。
むし歯や微妙な歯並びまでよく表現されています。
ばい菌の動きや、標語1文字ずつの大きさや色彩にも創意工夫がみられ、どこを見ても楽しい作品に仕上がりました。
●北海道歯科技工士会苫小牧支部会長賞
苫小牧市立明野小学校6年 滝口 采美さん
縦位置にモチーフの口を2つ用いている珍しい作品です。
描きたいものが数多くあり、画面のすみずみまでモチーフを配置しているのは、より大きな画面に挑戦しても描ききれる意欲が伝わってきます。作者本人も毎日一生懸命歯磨きしていると思われます。
色彩は淡い色使いなのですっきりと仕上がっています。
●苫小牧歯科医師会会長賞
苫小牧市立糸井小学校5年 和田 羽欄さん
縦位置で画面2分割している難しい構図ですが、成功している作品 です。
限られた色数で、白い歯の中に標語の赤と背景の赤と左右のわずかの黄色の配分が成功しています。
白い歯もしっかり観察し、微妙な影も濃淡で表現され完成度の高い 作品となりました。