2012年06月03日

【受賞作品】

《低学年の部》

 

●北海道胆振総合振興局長賞

　苫小牧市立東小学校　1年1組　木村 実優

1年生らしい元気のよい作品です。

オレンジの色紙に画面全体に人物を配置し、笑いながら歯磨きしている表情がおおらかな作者の性格が伝わってくるようです。

背景にアイスやドーナツなどのデザートを加えることでますます楽しい作品となりました。

 

●苫小牧市長賞

　苫小牧市立美園小学校　３年２組　　戸塚 陽菜

水彩絵具とマジックの特徴をいかし、顔の肌の濃淡や、透明感のある眼球や、髪の勢いのある筆使いなど、工夫がみられます。１本１本の歯の隙間を赤や黄色で、背景に赤青、黄と色数が多いのですが、まとまりのある作品です。

 

●苫小牧市教育長賞

苫小牧市立勇払小学校　２年あすなろ組　葛西 蒼麻

　背景の明るい緑と洋服の赤が補色対比で作品を目立たせています。

　たっぷりと絵具を塗り、全体に塗り残しもなく、背景のモチーフも多く、赤青、黄、緑と色数も多いのですが、まとまりのある完成度の高い作品です。

 

●苫小牧民報社賞

苫小牧市立拓勇小学校　３年４組　亀谷 桃々乃

　人物の目の視線や口元の動きで奥歯をむし歯にならないよう歯磨きしている様子が伝わってきます。

　水彩絵具の淡い色をにじみ、ぼかしで表現し、顔の輪郭、髪、目球、口唇を力強くクレヨンで描かれ、特に歯ブラシのオレンジ色が成功しました。

 

●北海道歯科衛生士会　苫小牧支部長賞

苫小牧市立北星小学校　２年２組　佐藤 翼

２年生の作品ですが背景にある１つ１つのデザートがよく観察され描かれています。

擬人化されたばい菌のポーズも１つとして同じではなく、よく表現されています。

色数が多くカラフルですが、背景を黄緑にすることで明るく、まとまりある作品となりました。

 

●苫小牧歯科医師会長賞

　苫小牧市立澄川小学校　３年３組　葉勢森 ゆうな

　左右に同じ人物を配置し、色調は全体に暖色でまとめ、標語は使用していませんが、１本１本の健康な歯とむし歯の表現や、手の指の表現に変化を与えることで、作者の意図が伝わってきます。

　また、人物以外の食べ物やばい菌など多くのモチーフを扱っていますが、上手にまとめている作品です。

 

 

 

 

《高学年の部》

 

●北海道胆振総合振興局長賞

　苫小牧市立美園小学校　６年２組　小林 遥

人物をモチーフにしている作品の中で髪や目、大きく開いた口、歯ブラシやチューブを持つ手など、色数は赤青、黄を使い構図も大胆ですが、それぞれの細部までよく観察され描かれています。

画面のすみずみまで丁寧に描かれ、完成度の高い作品です。

 

●苫小牧市長賞

　苫小牧市立清水小学校　４年２組　　鈴木 愛歩

　全体をオレンジ色でまとめ女の子らしい作品です。目、鼻、口と表情も豊かで、肌の質感も水彩絵具を淡いタッチで描かれているのに対し、標語はクレヨンでカラフルに力強く描かれています。

　画面に赤色を使用せず、歯ブラシと標語の一文字に中間色を用いているところがこの作品の特徴です。

 

●苫小牧市教育長賞

　苫小牧市立糸井小学校　６年１組　佐藤 朱里

あえて黒の画用紙に顔のアウトラインを白いクレヨンで描き、特に目と歯の白の色面の扱い方や、標語を有彩色の黄色でまとめ、背景の無彩色とのバランスが画面に緊張感があり、標語に見られる歯のデザインも細かいところまで描かれています。

 

●苫小牧民報社賞

　苫小牧市立明野小学校　６年１組　川下 紋奈

　全体を淡い色調でまとめていますが背景や口の中のやさしい筆使いのタッチや、曲線が色合いとマッチしています。歯ブラシや、歯は直線に扱い、質感の違いもしっかり観察され、標語の色も背景と同系色ですが、黒い輪郭をとることでよりはっきりとし、歯の紙のから清潔感が伝わってきます。

 

●北海道歯科技工士会　苫小牧支部会長賞

　苫小牧市立美園小学校　５年２組　新木 魁

　この作品はモデルの表情や色合いは、おとなしく表現されていますが、歯ブラシを持つ手のシワを描いたり、前歯や奥歯の違いを描くことで効果のある画面作りとなりました。

標語も立体的に扱い、色合いも背景の青に対し、標語の赤と黒が成功しています。

 

●苫小牧歯科医師会長賞

　苫小牧市立豊川小学校　４年たいよう組　阿部 隼平

　人物を左側に配置し標語の横位置と歯ブラシを持つ手のポーズを平行に配置することで画面が安定した構図となりました。歯並びもよく、歯もしっかり形とられ、元気のよい作品の１枚です。