平成22年度図画・ポスターコンクール(第32回)入賞作品
2010年10月12日
平成22年6月17日(木)に当歯科医師会事務所で行われた審査会において選ばれた10点の入賞作品は次の通りです。
苫小牧市長賞 土田あい |
苫小牧教育長賞 木村 虎之介 |
苫小牧民報社賞 山田 愛佳 |
北海道歯科衛生士会 苫小牧支部長賞 畠山 柊太朗 |
苫小牧歯科 医師会会長賞 川下 容佳 |
苫小牧市長賞 上田 彩花 |
苫小牧教育長賞 宮脇 宗羅 |
苫小牧民報社賞 田中 春乃 |
北海道歯科技工士会 苫小牧支部会長賞 高橋 芹奈 |
苫小牧歯科医師会長賞 印鑰 みう |
審査委員長高田龍子先生の寸評
〈低学年の部〉
苫小牧市長賞 (図1)
苫小牧市立澄川小 2年2組 土田 あい
歯を磨いている顔をモチーフにした作品の1枚です。2年生らしく元気がよく、画面いっぱいに描かれた大きく開けた口と虫歯のない歯をきれいに並べ、大きく開けた口は赤色、洋服の色を水色にし、髪形や顔の表情がとても可愛らしく、背景の黄色が、画面に緊張感を与えています。
苫小牧教育長賞 (図2)
苫小牧市立北光小 2年1組 木村 虎之介
縦長の画面いっぱいに大きく開けた口に白い歯とむし歯を懸命に磨いている様子が伝わってきます。
全体に使用している色は特別に鮮やかな色ではなくまとめ、背景の青と口元の赤や赤味のある肌色ですが、横目にしている表情が画面に緊張感を与えています。
苫小牧民報社賞 (図3)
苫小牧市立北光小 2年1組 山田 愛佳
この作品も全体に彩やかな色を使用していませんが、茶色の肌や口の中のオレンジ色が歯の白さを目立たせています。あえて洋服も淡いピンク色にし、グレーの模様など、背景の青色もモチーフの人物を引き立たせるようにまとまりのある色使いをしている1枚です。
北海道歯科衛生士会苫小牧支部長賞 (図4)
苫小牧市立北星小 2年2組 畠山 柊太朗
画面いっぱいに大きく開けた口に白い歯の前歯や奥歯を1本1本よく観察し、歯みがきしている泡の表現や歯ブラシは紫や黄色の補色対比を用い、歯ブラシのデザインなど、創意工夫があり、背景にも自分の好きなお菓子をたくさん描き、とても楽しい作品にまとまっています。
苫小牧歯科医師会会長賞 (図5)
苫小牧市立明野小 2年2組 川下 容佳
画材を水彩とクレヨンのみ使用しているようですが、紙や眉を線のみで表現し、顔も肌色を微妙に色分けして背景や洋服の色を同一色ではありますが点描で表現している所が今までに例のない作品です。
標語の中に歯をモチーフにして細かな所に工夫も見られます。
〈高学年の部〉
苫小牧市長賞 (図6)
苫小牧市立美園小 6年1組 上田 彩花
画面を左右に分割し、人物も男子女子と2人登場させ、それぞれの髪型や洋服のデザイン、歯ブラシを持つ手の表情など細部をよく観察しています。
標語も分割されている画面をロゴの大きさや歓談対比の色彩でまとまりのある作品に仕上がっています。
苫小牧教育長賞 (図7)
苫小牧市立ウトナイ小 4年3組 宮脇 宗羅
人物の顔をモチーフにした作品ですが、口元よりも両目の表情をポイントにし、自然な表情を描いたところが、新鮮に伝わってきます。色彩も白い歯と口元の赤がポイントで標語もシンプルで、筆使いや色の塗り方も大変丁寧に清潔感のある作品です。
苫小牧民報社賞 (図8)
苫小牧市立糸井小 4年1組 田中 春乃
人物は本人なのでしょうか?どちらかというと歯みがきが苦手のように感じられます。今までにないような顔や髪型で、目、鼻、口が実際より大きくなったり小さくなったり、頭部と体や手の大きさもアンバランスではありますが、懸命に歯磨きしている様子が画面からよく伝わってくる作品です。
北海道歯科技工士会苫小牧支部会長賞 (図9)
苫小牧市立北星小 6年2組 高橋 芹奈
あえて題材を人物ではなく歯をモチーフにして左右対称に扱い、メインのモチーフの色彩もモノクロを中心にしてポイントに赤色と水色、紫色を画面に配分し、背景全体は黄色にし、標語の文字もそれぞれ変化させ、大変創意工夫があり完成度の高い作品です。
苫小牧歯科医師会長賞 (図10)
白老町立社台小 6年 印鑰 みう
この作品は口元のみを題材にしています。色使いは淡い色彩でまとめ、筆使いも大変丁寧です。特に歯の1本1本の形がよく描かれ、淡い色彩に対して標語のロゴは力強く、黄色、赤色、青色が画面にバランスよく配分されていて、個性的で完成度の高い作品です。